お母さんとわたしのものがたり Vol.2

お母さんとわたしのものがたり Vol.2

エホバの証人にハマっていくお母さんは毒親になる

2022/2/1

国際恋愛ブロガーのうーなです! 前回の配信では、お母さんが毒親になった原因である宗教エホバの証人について書きましたが、今回も前回の続きからものがたりは進みます。
最初からお母さんとわたしのものがたりを読み進めたい方は下記からどうぞ。


前回から始まったうなものがたりは、毒親だったお母さんとわたしのお話しです。
うなものがたりは、わたしのリアルな体験談を物語りとして紹介しています。黒歴史なので、不快になる方もいらっしゃると思いますが、ご了承ください。
また、私と同じ悩みを持った方も多くいらっしゃると思います。私の体験から、解決の糸口になれば嬉しく思います。
うなものがたりは、こんな方におすすめです。
  • 家族との関係性に悩んでいる
  • 親が毒親
  • 愛され願望が強い
  • ノンフィクションが好き
数回に渡ってお母さんとわたしのものがたりを発信していきます。ぜひメンバーシップ登録をして最後までお楽しみください。


前回までのあらすじ

お母さんはもともと感受性がものすごく強く、精神を病むこともしばしば。霊感も強いため、見えないものが見えたり聞こえたりする。今ではもうずっと昔。わたし5歳、弟3歳の頃、お母さんは宗教エホバの証人に出会った。

今回の話しの概要

お母さんが出会ったのは、50代女性のエホバの証人。お母さんは彼女から聖書を学ぶ。聖書の教訓から家庭内ルールが少しずつ変わっていく。

お母さんは病んでた、のかもしれない。当時のお母さんは仕事人間で、化粧品の営業をしていた。もともと、営業の才能があるお母さんは売り上げもトップクラスだった。仕事関係でお酒を飲むことも多く、帰宅も遅かった。タバコも吸ってた。子育てしなかったんだと思う。
弟に至っては、おばあちゃんのことを母親だと勘違いして何年も過ごしていたから。
ある日を境に、50代女性でエホバの証人であるカズコ姉妹(名前は変えてます)が毎週家に来て、お母さんに聖書を教え始めた。
エホバの証人では、バプテスマと呼ばれる神に使える儀式があって、儀式を受けた男性のことを○○兄弟、女性を○○姉妹と呼び合うのが普通だ。
カズコ姉妹は、身なりをいつも綺麗にしていて、優しい中に厳しさがある女性だった。お母さんだけではやく、わたしたち家族のことも気にかけてくれていた。だけど、子どもの頃のわたしは、正直あまり好きではなかった。お母さんよりも厳しくて毎回チッてなってた。
旦那さんのケン兄弟が温和で優しかったから、わたしも弟もなついていた。
そんなお母さんが、聖書を勉強していくうちにタバコを止めて、お酒を止めた。神様が望んでいないことだから、と。
最初の頃は、お母さん1人で集会と呼ばれるエホバの証人の集まりに日曜日の朝だけ参加し始めた。それが、お母さんのうまい口車に乗せられ、いつの間にか日曜日の朝は家族でエホバの証人の集会に参加するというのが習慣になっていた。一緒に育った2人のいとこも一緒だった。
巧妙な手口なのは、少しずつ慣れさせるようにちょっとずつできることから変えていったこと。
慣れてきた頃、集会へ参加させられた。可愛いワンピースを着れた時は嬉しかったんだけど、どんどんつまらなくなった。
集会は、2時間あって大人が教壇に立って話す。それを聞いている教団の人たちは聖書を開いてメモを取る。教団に立っている人は、質問を投げ掛けて手をあげて答える。子どもたちは半分強制的に手を挙げさせられて答えさせられるんだよ。寝ちゃうと怒られるからね。
しかも、なんで寝たらだめなのか、という答えまで聖書には載っていて、それを子ども用の「聖書物語」という本で教えられる。
エホバの証人という宗教は嫌いだが、聖書物語については今読んでも面白いと思う。弟と「エホバの証人には戻りたくないけど、聖書物語は欲しいよね」と言って、大人になってから手に入れたくらいだ。
集会で寝てはいけない教訓として書かれていたのは、仕事終わりで疲れた男性のこと。男性の名前は忘れたが、集まりの最中に寝てしまい、窓から落ちて無くなったという話だ。この話を集会中寝てしまった度にお母さんから注意された。
当時は死ぬという言葉が怖くて、寝ないように頑張った。
でも人間は寝ても死なない。
週1で参加していた集会だが、お母さんは仕事を止めて気づけば週3回フル出勤していた。
理由は、今の仕事だとエホバに使えることができないから。
うちは経済的にも厳しい家庭だったので、お母さんはパートの仕事を始めたが、空いている時間は常に聖書を勉強していた。のめり込み方が異常すぎて回りが心配になるほどだった。
お母さんは、1つのことに集中すると、他のことができなくなるタイプで、まず家のことをしなくなった。掃除、洗濯、ご飯の準備をする時間を全て聖書の勉強へと費やしていった。
これが、10年以上続いたんだけど、耐えたわたしと弟偉いと思うんだ。
そして、小さいことでも問題が起こると聖書の中で答えを探すようになって、わたしたち家族にも強要していった。
たとえば、朝起きて夜眠る時には神に祈る。朝昼晩のごはんを食べる前に神に祈る。集会の閉めには代表者が祈るから、もう1日中神に祈りっぱなし。
ほかにも、学校で校歌を歌ったらだめだったし、友達との遊びも制限されていった。俗世のことを考えさせないためだと思う。
禁止されたことはたくさんあるから、次回にまとめて紹介しようと思う。
生活の大部分がエホバの証人のことになるのはあっと言う間だったよ。
それでもわたしは、お母さんと長く一緒に入れることが嬉しかったんだ。だから一生懸命頑張った子どもなりに。
でも、こどもにとってはとても過酷な宗教だったんだ。
次回につづく。
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最後までお読みいただきありがとうございました。共感してくれたらシェアしてくださるとうれしいです。
うーなでした。

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